友達から「感染症なんでしょ」って。SNSに「乾癬(かんせん)」と漢字で書いたのに。ショックだった――。昨年、乾癬だと公表したモデルの道端アンジェリカさん(32)は、そんな経験があります。妊娠、出産を経て、病気のことを正しく知ってほしいと活動する彼女。10月29日の「世界乾癬デー」を前に、公表して自身の気持ちや暮らしがどう変わったのか、聞きました。
「感染しない」皮膚の病気かんせん 道端さんが呼びかけ
――〈ネットで、スーパーフードを食べてるのに肌が汚いと書かれていたので。実は私は昔から乾癬とゆう皮膚の病気を持っています。(中略)肌荒れとスーパーフードは全く関係ないですよ〉。昨年5月、インスタグラムに寝起きのすっぴんという写真とともにこう書き込みました。モデルという職業柄、仕事への不安はなかったんですか。
ありました。インスタを投稿した5分後くらいに、「あっ、もしかして仕事的にやばいことしちゃったかも」って。事務所に何も言わずにアップしたので。水着の仕事がこなくなるかなとか、あの子は皮膚の病気だからと、ファッションショーに呼ばれなくなるのかな、とか。
――反応はどうでしたか。
事務所の社長はびっくりしてま…