「上手な医療のかかり方」を広めるための厚生労働省の懇談会の初会合後、発信力があるアーティストとして参加したデーモン閣下さんが取材に応じた。デーモン閣下さんは、適切な受診を促すための情報発信の重要性を指摘し、受診すべきかどうか、迷った際の電話相談の周知徹底を呼びかけた。
デーモン閣下さんはこの日の自己紹介で、「うわっはっはっは、デーモンである」とおなじみのセリフで場を和ませた。その後、懇談会の終盤に発言しようと考えていたが、根本匠厚生労働相が駆けつけたこともあり、自身の発言の機会はなかった。懇談会終了後の取材に、「準備していたのに大臣が来て、結局一言も発言しませんでした」とぼやいた。
上手な医療のかかり方については、「#8000と#7119がとても利便性があるにもかかわらず、また医師の負担を軽減するのにとても役に立つシステムであるにもかかわらず、あまり世の中にちゃんと伝わっていない」と指摘。その上で、「実際、我が輩も事前に厚労省の説明を受けて初めて知った」と明かし、まずはこれらの電話相談について周知徹底を始めるべきだと求めた。(姫野直行)