4日にあった第50回全日本大学駅伝で、記者が主要チームの監督が乗る観光バスに同乗した。「監督車」と呼ばれるバスの車内は、選手たちを支える戦いの場だった。そこには、テレビには映らない意外な「浪花節」もあった。
青学大、2年ぶり2度目の優勝 全日本大学駅伝
(withnews)青学監督、叫ぶ→どんより→どっしり 駅伝監督車、一緒に乗ってみた
監督たちは序盤からバスの窓ガラスを開け、選手たちめがけて次々と叫び声を上げた。
駒大の大八木弘明監督は「前を捉えるぞ、いいぞいいぞ、プライドだ!」。そのすぐ前の席に座った神奈川大・大後栄治監督も「大丈夫だから行けっ。びびっていても何も残らないぞ!」と負けていない。車内は熱気にあふれていた。
だがこれはあくまで、一つの側…