山梨県大月市の中央自動車道笹子トンネルで9人が亡くなった天井板崩落事故から6年となった2日、遺族や中日本高速道路(名古屋市)の幹部ら約100人が事故が起きた午前8時3分に合わせ、現場などで黙禱(もくとう)をささげた。 同県都留市であった追悼慰霊式では、長女の松本玲さん(当時28)を亡くした母和代さん(67)=兵庫県芦屋市=が遺族代表として追悼の言葉を述べ、「娘たちがなぜ高速道路を走り抜けられなかったのか。いまだに納得いく答えが得られていない。真相が明らかにされることを強く待ち望んでいます」と訴えた。 事故をめぐり、甲府地検は今年3月、業務上過失致死傷容疑で書類送検された中日本高速道路の元役員ら8人を不起訴とした。遺族らは8月、この処分を不服として甲府検察審査会に審査を申し立てた。(野口憲太) |
「納得いく答え、いまだに」 笹子トンネル事故から6年
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语










