1日午後11時ごろ、京都市南区東九条南烏丸町で、幼児を含む札幌市の乗客5人を乗せたタクシーが道路沿いの柱に衝突した。男性運転手(58)=同市右京区=が意識不明の重体、女性(66)が手の指を骨折するなど乗客4人が重軽傷。京都府警によると、運転手はくも膜下出血を起こしているといい、運転中に意識を失い、衝突した可能性があるとみて調べている。
南署によると、現場は片側2車線で直線の府道。タクシーは走行中に急に中央分離帯を越え、反対車線にあるコンビニエンスストアの看板の柱に衝突した。乗客は「運転手は事故のちょっと前まで話をしていたが、気づくと意識がなかった」と話しているという。