小泉進次郎・自民党厚生労働部会長(発言録)
平成の時代で進んだと胸を張って言えないのが国会改革。時間、税金、議員の無駄遣いをこれ以上放置するわけにはいかない。平成はあと半年ないが、一つでも前に進めなければ、平成の次の時代に今のままの国会を引き渡すわけにはいかない。
勘違いして頂かない方がよいのが、(国会対応で)野党は悪くない(ということ)。何が悪いかというと、国会の仕組みが悪い。このままの国会を続けていたら、自民党が野党になっても同じようなことをやる。(国会の会期が決まっているため)限られた日数の中で、どうやって法律を通すかを与党がやり、野党は(議員の)数もないから(法案を廃案に追い込むため)どうやったら日程を遅らせるかをやる。
だからこの問題は、今の与野党の問題ではなく、国会のルールがいけない。どこの党が与党、野党になっても同じことが繰り返される。(10日、経団連での国会改革に関する講演会で)