日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念した「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」(朝日新聞社など主催)が来年4月から、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。ムーミンの生みの親トーベ・ヤンソン(1914~2001)が描いた原画やスケッチなど過去最大級の約500点を紹介する。
東京都港区のフィンランド大使館で12日、概要が発表された。ムーミンの小説や絵本で描かれた代表的なシーンの原画のほか、貴重なフィギュアや新聞広告などを展示。初来日の作品も約100点あり、愛らしい姿とユーモアあふれる言葉で世界中で人気のムーミンとその仲間たちの様々な表情に出合うことができる。
東京での展覧会は4月9日から6月16日まで。その後、全国7カ所を巡回する。大分県立美術館 6月29日~9月1日▽名古屋・松坂屋美術館 12月7日~2020年1月19日▽岩手県立美術館 4月11日~5月31日(予定)▽大阪展は詳細未定▽札幌芸術の森美術館 9月12日~11月3日▽熊本展は詳細未定▽静岡県立美術館 2021年1月23日~3月14日(予定)。詳細は公式ホームページ(
https://moomin-art.jp/
)で随時公開していく。(森本未紀)