(19日、クラブW杯準決勝 レアル・マドリード3―1鹿島)
内田篤人、レアルと「再戦」 「相手が全部上、でも…」
「番狂わせ」期待感、序盤でしぼむ 鹿島、レアルに完敗
クラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)が19日(日本時間20日)、準決勝の残り1試合がアラブ首長国連邦・アブダビであり、アジア王者のJ1鹿島は1―3で欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)に敗れた。2年前に決勝で惜敗した相手に雪辱を果たしたかったが、完敗に終わった。後半から出場したDF内田篤人が試合後、取材エリアで世界屈指の強豪との対戦を振り返った。同僚のMF安部について語る際には声を詰まらせて、涙を浮かべる場面もあった。
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――1―3という結果をどう思いますか。
「それ以上(の差)だったんじゃないかな」
――シャルケ(ドイツ)に所属していた15年に欧州チャンピオンズリーグ(CL)で対戦した相手です。
「向こうでああいう相手を経験して、こっちに帰ってきたんだけど、(安部)裕葵(ひろき)は最後まで諦めないでボールを追っていたよ。若い選手にとって、ああいうレベルの相手にもう追いつけないと思うのか、自分が欧州へ行ってやってやろうって思うのか、そこで選手のレベルが変わってくる」
――試合後に安部が泣いていました。
「俺もああいう時があったなっ…