(19日、クラブW杯準決勝 レアル・マドリード3―1鹿島)
「番狂わせ」期待感、序盤でしぼむ 鹿島、レアルに完敗
レアル・マドリードのソラリ監督は「鹿島は組織されたチームだった」と健闘をたたえた。だが、その鹿島の守備を簡単に崩した。
立役者はFWベールだ。前半44分、左サイドでボールを持つ。DFマルセロとのワンツーでスピードアップ。縦に抜け出し、先制点を奪った。後半8分には相手のミスを逃さずに2点目。その2分後にも豪快な左足シュートを放って、3点目を決めた。
ソラリ監督は「ベールは全力を尽くしてくれた。決勝も今日のように臨んで、トロフィーを勝ち取りたい」と語った。