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AIやカメラ、センサー使い…米家電見本市で注目のロボ

米ラスベガスで開かれている家電・技術見本市「CES」では、ユニークな先端ロボットが注目を集めている。カメラやセンサー、人工知能(AI)を使い、配達や道案内などで人々の暮らしを助ける。


家電見本市「CES」、5GやAIに注目 米国で開幕


ホンダは、人の行き交う場所で円滑に移動するロボット「パスボット」を公開した。周囲の人の動きをAIで予測し、ぶつからないように向きを変えて動く。駅や空港で、客を目的地に案内することを想定。本田技術研究所の佐野成夫氏は「ロボットが人と共存、協調するには人の邪魔になる存在ではいけない」。


自動車部品大手の独コンチネンタルは、四足歩行のロボットが背中に荷物を載せて無人運転車から降り、玄関先まで荷物を運ぶようすを実演した。


持ち主を自動で追いかける「未来のスーツケース」もお目見えした。中国のベンチャー企業「フォワードXロボティクス」が披露し、AIで持ち主の歩く経路を予測し、モーターの力で移動する。今年前半に799ドル(約8万6千円)で売り出す予定だという。(ラスベガス=竹山栄太郎)


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