「CQCQCQ、こちらはJM8JPN」――。無線のマイクで、交信を求めているのは高校生だ。趣味にする人が激減し、高齢化が進むアマチュア無線の世界を北海道釧路明輝高1年、福光悠生さん(16)が楽しんでいる。スマートフォンと違って「不確実」なところがおもしろいという。 北海道釧路市の自宅、「無線通信室」と書かれた福光さんの部屋に送受信機が置かれている。長さ2メートル弱のアンテナを窓の外に立て、チューナーで周波数を合わせる。バレーボール部の練習がない休日などに交信を楽しむ。 小学生のころ、おもちゃのトランシーバーで遊ぶのが好きだった。もっと楽しみたいとネットで調べ、アマ無線の存在を知った。独学で勉強し、中学2年の夏休みに受講し、アマ無線技士の資格を取った。 さっそく開局し、「CQ……」と交信を呼び掛けたが、まったく反応がなかった。半分あきらめていたところ、約2カ月半後の11月、「JA8IBUです」。応じてくれたのは釧路アマチュア無線クラブの細谷彰会長(71)だった。 「つながった……。喜びと緊張… |
つながる喜び震えた声 アマ無線、不確実な面白さ魅力
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