制服メーカー大手の菅公学生服(岡山市)が作製したポスターに不適切な表現があったとして、同社が回収を始めたことが16日、分かった。スカートをはいた女子生徒の後ろ姿のイラストとともに、「自分が『カワイイ』と思った短いスカートによって性犯罪を誘発してしまいます」との表現に、被害者側に非があると受け取れる、などとインターネット上で批判が出ていた。 同社によると、ポスターは2012年に防犯活動の一環として作り、複数の学校で掲示を呼びかけた。今年1月12日、学校で掲示されていたポスターについて「おかしい」と指摘するネットの書き込みをきっかけに、ネット上で表現に批判の声があがっていた。 同社は15日、ポスターの回収を決め、ホームページに謝罪文を掲載。「女性蔑視や軽視を意図するものではなく、性犯罪が生じた場合、犯罪責任はすべて加害者にあり、被害者には何も落ち度がないことを前提とした上で『防犯意識の投げかけ』をすることを目的としていた」と説明した。その上で、「『短いスカートが性犯罪を誘発』との表現は、被害にあう女性側にも非があるとの意味と捉えられる。ご不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます」とした。(山下知子) |
ポスターに不適切な表現 菅公学生服、批判を受けて回収
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
「また教員になりたい」が少ない日本 OECD調査
市立小の朝礼に「愛国の歌姫」招く 神武天皇に関する歌
教員の夏休み「まとめ取り」復活へ 文科省が方針
「夏も授業」後押しするエアコン でも設置率に地域格差
教える内容多くて…夏休み短縮広がる 公立の小中学校
日本の小中教員、腕磨く時間最短 先進国最長勤務なのに
小学生の自殺、最多は「家庭問題」 厚労省が原因分析
プログラミング教育、町村で遅れ 小学校で来年度必修化
組み体操、喝采沸く「カシオペア」 高さ求めず事故急減
入院中の受験勉強、タブレットが支える 試験会場は院内
新導入英語「話す」テスト、5%が未実施 全国学力調査
公立校英語力、中3トップはさいたま市 教員の判断加味
中高生の英語力、政府目標届かず 自治体間で大きな差も
中高生の英語力、政府目標届かず 自治体間で大きな差も
兵庫・明石の公立中で授業数不足 数年間行事など理由に
ただ1人の新入生、カエルがお迎え「1人じゃないよ」
「政治はPTAを放置してきた」 異例の公約掲げた市長
小学1年の交通事故、5月急増 警察庁「学校慣れ要因」
母が自殺、施設で育った女子高校生「自分の過去は強み」
中学の社会教科書、1点申請取り下げ「重大な欠陥ある」
小学校教科書、ページ数が1割増 対話形式の要素増える
「私、死にますか」と聞いた茉風 吹奏楽部、奇跡の夏
さあ春休み、どこで遊ぶ? 多くの小中学校で修了式
都立高の募集定員、なぜ男女で違う? 合格ラインにも差
中学の女子生徒会長1割だけ…背景調査へ 小学校は均等










