九州北部豪雨で大きな被害が出た福岡県東峰村。21世帯・42人が暮らす応急仮設住宅の東峰村団地でも、阪神・淡路大震災の犠牲者への追悼会が開かれた。 17日朝、集会所のテーブルに地震発生時刻の午前5時46分を指す時計や、「1・17」をかたどったLEDのキャンドルが置かれた。入居者らは復興の願いを込めた鐘を鳴らして献花し、手を合わせた。 入居者の井上征子さん(73)は「自分が被災して初めて、被災者がどれだけ大変で、恐ろしい思いをしたのかがわかった。阪神大震災も人ごととは思えないです」と語った。 追悼会は、被災地を支援する福岡市のボランティア団体「夢サークル」(吉水恵介代表)が主催した。(徳山徹) |
1・17忘れない 九州北部豪雨被害の村でも祈りの鐘
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