2015年にパリで起きた同時多発テロで90人が犠牲になったコンサートホール「ルバタクラン」から、英国を中心に活動する正体不明のストリートアーティスト、バンクシーが描いたとされる絵が盗まれた。仏メディアなどが伝えた。テロの犠牲者を追悼する作品とされている。 AFP通信によると、盗まれた作品は昨年6月に、ルバタクランの非常口の扉に白で描かれた、悲しげな表情を浮かべた少女の絵。バンクシーのインスタグラムの公式アカウントに作品の画像が投稿されている。 捜査関係者が仏ニュース専門局の取材に語ったところによると、25日夜から26日未明にかけて、フード付きの服を着た集団が、電気工具を使って絵が描かれた扉を切断し、トラックで持ち去った。 ルバタクランは「追想のシンボ… |
扉切断、バンクシーの絵盗難 パリ・テロ現場の追悼作品
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