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作家ら高校の国語改革を危惧「実学が重視され小説軽視」

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-1-30 9:12:25  点击:  切换到繁體中文

 

2022年度に施行される新学習指導要領の高校国語で、選択科目に既存の「国語表現」に加え、現行の「現代文」と「古典」を再編した「論理国語」「文学国語」「古典探求」の計3科目が新設される問題などについて、日本文芸家協会(出久根達郎理事長)は29日、「実学が重視され小説が軽視される、近代文学を扱う時間が減るなどの危惧を訴える声」が作家や有識者からあがっているなどと指摘する声明を出した。「この問題に一丸となって取り組んで行く」としている。


「論理国語」では論理的な思考力の育成につながる情報の扱い方などを学び、「文学国語」「古典探究」では日本の言語文化について学ぶとする。声明は、現在進行中の大学入試改革についても「戦後最大といってもいい大改革であり、日本の将来にとって大変に重要な問題をはらんだ喫緊の課題」との認識を示している。今後は作家や教員など出版・教育関係者、有識者などが意見を交わす公開の場を設けていくとしている。


大学入試を巡っても、これまでの「センター試験」が廃止され、21年に「大学入学共通テスト」が導入される。


昨年までに実施された新テストの試行調査についても、生徒会の規約や駐車場の契約書などが問題文として出題された経緯に触れながら、「複数の識者たちから疑問の声が出されて」いるとしている。



 

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