陸前高田市長、わずか5票差で3選 新顔と接戦——贯通日本资讯频道
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陸前高田市長、わずか5票差で3選 新顔と接戦

岩手県陸前高田市長選が3日、投開票され、現職で無所属の戸羽太氏(54)が、新顔で無所属の元県企画理事の紺野由夫氏(59)を5票差で破り、3選を果たした。当日有権者数は1万6682人、投票率は78・38%(前回72・19%)だった。


5票差で再選の陸前高田市長 「敗戦の弁考えた」


東日本震災後2回目となる市長選では、国が定めた「復興・創生期間」の終了が2020年度末に迫る中、人口減少下における産業振興や行財政運営のあり方などを軸に、これまでの復興の進め方や今後の「ポスト復興」を見据えた市の青写真をどう描くかが問われた。


2期8年の実績を強調する戸羽氏は「最後まで復興をお任せ頂きたい」と市政の継続による復興の完遂を訴えた。復興が道半ばであることを認めた上で、復興事業を通じて築いた人脈によって農業のテーマパーク建設計画や宿泊施設の誘致が進んでいると指摘。ピーカンナッツの苗木栽培や海産物の陸上養殖、産業振興策のほか、高齢者や障害者の移動手段の確保も公約に盛り込み支持を広げた。


紺野氏は県庁に36年間務めた実務家としての経験を強調し刷新を訴えた。専門職員を雇って企業誘致を進めるほか、地元農林水産物の販路拡大を図ると主張。行財政改革の一環として建設予定の7階建て市役所新庁舎の規模の見直しを訴えたが及ばなかった。


新顔3人の争いとなった市議補選(被選挙数1)も3日投開票され、無所属の伊藤勇一氏(62)が初当選した。投票率は78・31%だった。(渡辺洋介)


陸前高田市長選の開票結果


当 戸羽 太 6504


紺野由夫 6499


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