若手ダンサーの登竜門として知られるローザンヌ国際バレエコンクールで8日、決選進出者21人が発表され、日本から佐々木須弥奈(すみな)さん(18)、住山美桜さん(18)、淵山隼平さん(16)、脇塚優さん(17)の4人が入った。9日の決選を経て、入賞者には世界の名門バレエ学校で学ぶ権利と奨学金が与えられる。
佐々木さんは大阪府東大阪市出身、住山さんは東京都世田谷区出身で、ともにスイス・チューリヒのバレエ学校に留学中。淵山さんはさいたま市大宮区出身で地元のアクリ・堀本バレエアカデミーに所属。脇塚さんは大阪市阿倍野区出身でハンガリー・ブダペストに留学している。
8日の選考では、世界中からビデオ審査などで選ばれた日本人12人を含む74人がクラシックとコンテンポラリーの2種目を演技した。(ローザンヌ〈スイス西部〉=吉武祐)