19日に85歳で死去したファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドさんがフェンディで手がけた最後のショーが21日、ミラノで開かれた。世界的に愛された大物デザイナーの「遺作」ともいえるショーでは、会場に駆けつけた人々から惜しみない拍手が送られた。
ランウェーで披露されたコレクションはシックなジャケットに大きな白いリボンを合わせたスタイルや、透ける素材を巧みに使ったワンピースなど。フィナーレで毎回、ラガーフェルドさんと並んで登場してきた創業家の3代目、シルヴィア・フェンディさんは、この日は1人で姿を見せた。その後、会場は暗転。会場にはデッサンをするラガーフェルドさんの姿が映し出された。
メンズやアクセサリーのデザイ…