日本は、女性がスポーツに没頭できる環境が整っているとは言えません。 国際女性デー インタビュー特集はこちら 低用量ピルの効用や、鉄欠乏による貧血への知識や情報も不足しています。僕も、女子サッカーの指導者になっていなかったら、不勉強なままだったと思います。あんなに元気だった選手が、なんで急に走れなくなるんだろう――なんて、最初は不思議でなりませんでした。 生理のつらさなどに耐えながらプレーする選手もいます。多少の我慢をしてもプレーしたがるのは、アスリートの本能です。でも、無理をすれば、後遺症が残りかねないケースだってある。澤穂希などは婦人科で定期受診し、月経周期をコントロールしていたそうですが、親御さんに同意してもらえない選手も中にはいる。胸が締めつけられる思いでした。 僕は一人娘を持つ父親。自分の… |
「ママでも金」を当たり前に 佐々木則夫元監督の発信
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