熊本市のしょうゆ・調味料メーカー「フンドーダイ五葉」が、無色で透き通った見かけが特徴の「透明醬油(しょうゆ)」を開発し、全国で発売した。できたてのしょうゆから、特殊な機械で色のついた物質を除去している。主な成分や風味、味はそのまま。隠し味などに使っても料理の色が変わらないのが、売りだ。
2017年夏ごろ。無色透明のコーラやノンアルコールビールの流行を見た商品開発室の早田文子係長が、「それならしょうゆも」と奮い立った。「マグロの漬(づ)け、カルパッチョなど白身魚の料理、アイスクリームの隠し味などにおすすめです」
現在は主に九州の大手スーパー…