空き袋・布団・排泄物…生々しく残る双葉病院、混乱の跡——贯通日本资讯频道
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空き袋・布団・排泄物…生々しく残る双葉病院、混乱の跡

2011年3月12日、福島第一原発で水素爆発が起き、世界最悪レベルの原発事故が発生した。それから8年。東京電力の元幹部3人が、対策を怠ったとして責任を問われた公判が結審した。事故当時も東電の中枢にいた3人は一貫して無罪を主張する。事故を受け、入院患者が避難を余儀なくされた病院はほぼ変わらないままだ。


裁判の舞台となった双葉病院(福島県大熊町)の患者ら44人は原発事故後、過酷な避難を強いられ、バスの中や搬送先で命を落とした。記者は今月3日、放射線量が高く、現在も人の立ち入りが厳しく制限されている病院周辺に町の許可を得て入った。


原発から南西に約5キロ。県道を曲がり、砂利道を200メートルほど進むと雑木林の先に6階建ての茶色の病棟が見えた。双葉病院だ。350床を備える。当時は338人の患者がいた。


正面入り口は白い鉄格子の門で閉ざされていた。隙間から見ると、木や枯れ草が中庭のアスファルトを破り、背丈ほどの高さに伸びている。町の中に人の姿はない。病院は静けさに包まれていた。


ただ裏手に回ると、当時の切迫…


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