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暴言で辞職、泉市長が職務復帰 大差で勝利「責任重い」

17日に投開票された兵庫県明石市の出直し市長選で3選を果たした泉房穂(ふさほ)氏(55)が18日午前、市役所に登庁し、先月2日の辞職以来、約1カ月半ぶりに市長の職務に復帰した。得票率約70%での圧勝だったが前夜は万歳をせず、この日も花束贈呈など恒例のセレモニーはしなかった。


泉氏は同市選挙管理委員長から当選証書を受け取ると、職員への暴言問題で辞職した経緯を念頭に、職員に対して「このたびは多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」と頭を下げた。記者団の取材にも「申し訳ない気持ちが一番強い。自分の一件がなければ、そもそも選挙をする必要がなかった」。大差の勝利については「責任は重い」と話した。


泉氏は2期目途中で辞職したため、公職選挙法の規定で任期は4月30日まで。統一地方選にあわせ、同14日告示、21日投開票の日程で再び市長選がある。泉氏は「改めて市民の判断を仰ぎたい」と話し、立候補する意向。今回の選挙結果も踏まえ、今後、候補者が現れるかが注目される。(山崎毅朗)


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