ニュージーランド(NZ)南部クライストチャーチのイスラム教礼拝所(モスク)であった銃乱射事件の際、犯行の様子がフェイスブック(FB)でライブ配信された問題で、地元警察は映像を広めることに関わったとして、ニュージーランド人の10代の男を逮捕した。地元メディアが17日に報じた。 殺人罪で起訴されたオーストラリア人のブレントン・タラント被告(28)と同名のアカウントがFBで犯行の様子をライブ配信し、FBは事件発生から24時間で150万件の投稿を削除した。映像を拡散したとされる男は事件直後、映像や出版物に関する法律に違反した疑いで逮捕され、18日に起訴される見通しだという。警察は「ビデオを所有したり、共有したりしたすべての人が罪に問われる可能性がある」としている。 また、豪州東部ニューサウスウェールズ州警察のテロ対策チームは同日朝、容疑者の出身地に近い2カ所の住宅を捜索した。「(乱射事件の)捜査のために役立つかもしれない物」を押収するためで、新たなテロの恐れはないとしている。 一方、NZ政府は同日中に閣議… |
NZ乱射の動画を拡散、容疑の10代逮捕 地元メディア
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