「なぜ再び逮捕されたのか?」(仏紙レゼコー)。日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)が4回目の逮捕となった4日、海外メディアは驚きをもって報じた。
カルロス・ゴーン もたらした光と影
AFP通信は、ゴーン前会長が「すでに100日以上過ごした小菅の東京拘置所に、保釈からわずか1カ月足らずで(再び)送られていった」と詳報。仏紙フィガロ(電子版)も、ゴーン前会長が保釈後に家族と過ごした「社会生活」が、「約30日で終わることになった」と伝えた。
ルメール経済・財務相は4日、仏テレビ局のインタビューでゴーン前会長の逮捕について「(ゴーン前会長には)他の人と同じように裁判を受ける権利があり、推定無罪の原則がある」と語った。
「人質司法」と批判される日本…