朝日新聞の記者が1935年に沖縄で撮った写真を展示する「よみがえる沖縄1935」(立命館大学国際平和ミュージアム、朝日新聞社、沖縄タイムス社主催)を開催中の同ミュージアム(京都市北区)で27日、ネガ発見の経緯や写真を手がかりに重ねた取材について記者らが話す「座談会&ギャラリートーク」があった。約70人が耳を傾けた。 【写真特集】沖縄1935 よみがえる戦前 本土との溝、基地問題の行方は…沖縄はいま 座談会では、朝日新聞大阪本社の清水隆・フォトアーカイブ担当が「残された写真は現在に訴えかける財産」と説明した。沖縄タイムスの堀川幸太郎記者は約1年をかけて160人を取材。「写真があることで話が次々と出てきた」。朝日新聞の吉田拓史記者は「ネガと共に撮影の日時や場所のメモがあったのがよかった」と語った。 ギャラリートークにも多くの人が参加し「この素材は何ですか」「どんなカメラで撮っていたのか」など質問が上がった。展示会は6月29日まで。問い合わせは同ミュージアム(075・465・8151)。 |
「写真は財産」記者らが語る 「よみがえる沖縄」展
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