10万人が亡くなったとされる1945年3月10日の東京大空襲。浅草寺(東京都台東区)の本堂も焼失し、正面に掲げられていた木彫りの扁額(へんがく)も失われた。縁が重なり、扁額が74年ぶりに新調されることになった。手がけるのは、「井波彫刻」で知られる富山県南砺(なんと)市の彫刻職人だ。 焦土と化した日本「空襲1945」 あの日の惨禍、写真は語る 東京大空襲、いちから学ぶQ&A 100万人が家を失う 「施無畏(せむい)」 江戸時代の1727年に奉納され、戦災で失われた扁額には、こう記されていた。「畏(おそ)れ無きを施す」という意味で、人々の不安や恐怖を取り除くという浅草寺本尊の観音菩薩(ぼさつ)の力をたたえるものだという。 1958年に現在の本堂が再建… |
東京・浅草寺の「扁額」74年ぶり新調 空襲で焼失
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