10連休明けの7日、クールビズでの日常業務が始まった。旗振り役の環境省の地球温暖化対策課国民生活対策室では、職員が沖縄の「かりゆし」やアロハ、ポロシャツなどの涼しげな装いで勤務した。
この日の東京の予想最高気温は19度。朝はやや涼しく、新調したかりゆしを着た20代の女性職員は「カーディガンを羽織って来ました」と笑った。
快適に過ごせるよう、軽装を促すクールビズは今年で15年目。空調の設定目安を「室温28度」と呼びかけている。地球温暖化対策課国民生活対策室の磯辺信治室長は「ネクタイ、上着をとるだけで相当効果があると思う。これから夏になってクーラーが入ると、涼しくしすぎないことによる省エネ効果、CO2の削減効果が期待できる」と話した。(松尾一郎)