日本列島が高気圧に覆われた24日、全国各地で気温が上昇した。午後2時までに高知県四万十市で34・0度、福岡県太宰府市で32・8度など、全国926地点中、西日本を中心に142地点で真夏日を観測。東京都心や埼玉県熊谷市でも今年初の真夏日となった。
気象庁によると、25日から27日にかけて西日本から北日本で、5月としては記録的な高温となる見込み。特に東海から北日本の各地で気温が35度以上の猛暑日となる可能性がある。
24日午前11時時点の予想最高気温は26~27日に福島市で36・0度、26日に北海道帯広市や甲府市、岐阜市で35・0度、27日に北海道旭川市で35・0度など。北海道で猛暑日が観測されれば、5月で初という。
気温上昇、熱中症かもしれない 「FIRST」で対策を
暑さに慣れていない時期に真夏並みの高温となることから、同庁は水分補給や直射日光を避けるといった熱中症対策を取るよう呼びかけている。