埼玉県川口市教育委員会は28日、帰宅するバスに間に合わないと5分だけ無断早退を繰り返していた生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員(41)を同日付で減給10分の1・1月の懲戒処分としたと発表した。
市教委によると、この職員は昨年1月10日から今年2月26日までの間、上司の許可を受けずに147回、無断で早退したという。理由について帰宅するために乗るバスが30分に1本しかなく、終業時刻の午後5時15分だと間に合わないためと話しており、5分前の同5時10分に早退することを繰り返していたという。
市に終業時間前にバス停にいる職員がいるとの投書があって発覚した。(堤恭太)