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クジラの刺し身に舌鼓「最高や」 商業捕鯨再開で初入荷

クジラを販売目的で捕獲する商業捕鯨が31年ぶりに再開され、大阪市北区の阪急うめだ本店に8日朝、初入荷したミンククジラの肉が並んだ。刺し身が試食で振る舞われた。


入荷したのは4日に北海道・釧路港に水揚げされたクジラの赤身肉約30キロ分。地下2階の鮮魚店「魚の北辰(ほくしん)」が、刺し身用のサクを100グラム599円(税込み)で、竜田揚げ2枚1パックを499円(同)で販売した。


調査捕鯨と違い、商業捕鯨は日本近海で操業するため、冷凍ではなく生のブロック肉を入荷できたという。試食をした大阪市北区の自営業、渡辺伸一さん(64)は「うまい、最高」と刺し身を購入。「こんなん久しぶりやわ。手巻きずしの具にします」と話した。


阪急うめだ本店は今月10日か11日にも、約30キロ分の販売を予定している。(茶井祐輝)


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