中国のテレビドラマ「都挺好(ALL IS WELL)」のカザフ語版が先ごろ、カザフスタンのアスタナテレビ局で放映された。新華社が伝えた。
同作品を導入したカザフ語吹き替え版プロデューサーのNussipzhanov Yertay氏は22日、「『都挺好』は2019年に中国で放映された後広く好評を博した。吹き替え版プロデューサーとして、ストーリーに引き込まれた。吹き替え版製作チームは2ヶ月半かけて翻訳とアフレコを行った。多くのカザフスタンの視聴者に、中国の都市に暮らす家族の日常生活を見てもらいたい。この作品はカザフスタンの視聴者の共感を呼び、好評を博すことができると思う」と語った。
Nussipzhanov氏は、「現在の新型コロナウイルス感染拡大阻止という特殊な時期に、『きっとよくなる』という意味のカザフ語タイトルは人々に希望を届けることができる」と考えている。
「この作品は、前向きで楽観的に生活に向き合うべきであり、全ての悪いことは過ぎ去っていく、ということを私たちに教えてくれる。カザフスタンは今まさに国を挙げて感染拡大を阻止しようとしている。我々はこの闘いに勝利できると信じている」とNussipzhanov氏は語った。
これまで5年間で、Nussipzhanov氏のチームはテレビドラマ「温州一家人(Family on the go)」や「偽装者(The Disguiser)」、ドキュメンタリー番組「舌で味わう中国(原題:舌尖上的中国)1」など、中国の映像作品を計7作品を紹介している。2020年、Nussipzhanov氏のチームはさらにドキュメンタリー番組「超級工程(China's Mega Projects)3」や「舌で味わう中国3」、テレビドラマ「恋愛先生(Gentlemen)」や「美好生活(Beautiful Life)」のカザフ語版を製作し、放映する予定だという。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年3月26日