習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)はこのほど海南自由貿易港の建設について重要な指示を出し、「海南島における自由貿易港の建設は党中央が国内外の両大局に着眼して、中国の特色ある社会主義の革新的な発展を推進するために行った重大な戦略決定であり、我が国の新時代の改革開放プロセスにおいて大きなイベントだ。党の指導を堅持し、中国の特色ある社会主義制度を堅持し、高水準の国際経済・貿易ルールとマッチさせ、生産要素の自由で円滑な移動を促進し、高いクオリティとスタンダードの自由貿易港を建設する必要がある」と指摘した。新華社が伝えた。
海南自由貿易港は海南島全域を実施範囲とし、2025年までに貿易と投資の自由化及び円滑化を重点とする自由貿易港の政策制度体系をほぼ構築し、2035年までに中国の開放型経済にとって影響力ある新たな重要地とし、今世紀半ばまでに国際的影響力の比較的高い高水準の自由貿易港として全面的に完成する。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月2日