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在日本中国大使館の孔鉉佑大使(左一)、郭燕公使(中)、 教育処の胡志平公使参事官(右一)が留学生に「健康バッグ」を贈呈。 |
在日本中国大使館は17日、留学生への「健康バッグ」贈呈式を行い、駐日本中国大使の孔鉉佑氏が留学生の代表に「健康バッグ」を贈呈した。人民網が伝えた。
孔氏は、「現在、日本では新型コロナウイルスによる肺炎が引き続き拡大しており、多くの日本で学ぶ留学生が祖国と親しい人々の負託と期待に背くことなく、冷静さを保ち、団結・相互扶助の精神を発揮して、日本政府と大使館が発表する感染症の確かな情報に注意し、防疫に関わる要求を自覚的に遵守し、科学的な防護知識を理解・掌握し、十分な睡眠と栄養を保つよう注意することを願う。みなさんは一人で感染症と闘っているのではなく、祖国は永遠にみなさんの力強い後ろ盾になる」と述べた。
全日本中国学生学者友好聯誼会の楊東瀛会長は取材に答える中で、「これまで大使館は当会を通じてマスクをすぐにも必要とする留学生4千人あまりにマスクを提供してくれた。そして今は『健康バッグ』を寄贈してくれた。海外で学ぶ私たちが感じているのはこの上ない安心感と温かさだ」と述べた。
「健康バッグ」第1弾1万個に入ったマスク、除菌シート、連花清瘟カプセル(漢方薬)、感染症予防ハンドブックなどの物資は、式典前日の16日夜に大使館に到着し、職員が夜を徹して仕分け・封入作業を行った。17日には直接配達する、宅配便で送るなどの方法で中継地点101ヶ所に送られた。こうすれば大使館管轄区域の1都9県の教育機関200数校に在学する必要な学生に物資を届けることができる。19日には第2弾の物資が大使館に届く予定だ。そのほか、大使館だけでなく、各地の総領事館も留学生へ「健康バッグ」を寄贈している。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年4月18日