今月21日は日本において「敬老の日」にあたる。日本の厚生労働省が発表した統計によると、日本の100歳以上の高齢者の数が初めて8万人を突破し、8万450人に達した。うち女性が88.2%を占めている。前年比で9176人増加し、50年連続の増加となった。年間の増加人数も過去最多となった。中国新聞網が日本の華字紙「中文導報」の報道を引用して報じた。
2020年度中に100歳になった或いはなる予定の人は4万1802人で、前年比4797人増。初めて4万人を超え、増加人数も過去最多となった。
日本最高齢の女性は福岡市在住の田中力子(かね)さんで今年117歳、ギネス認定の世界最高齢者だ。日本最高齢の男性は奈良市在住の上田幹蔵さんで今年110歳。
都道府県別で人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の数が最も多いのは島根県で127.60人、8年連続トップだった。以下、高知県119.77人、鳥取県109.89人と続く。一方、最も少ないのは埼玉県の40.01人で、31年連続で最少だった。
この調査が始まった1963年には、100歳以上の高齢者は全国で153人だったが、1981年に1000人を突破。1998年に1万人を突破し、その後も毎年約2000‐4000人のペースで増加し、今年は9000人以上増加した。
厚生労働省が今年7月に発表した統計によると、2019年、日本の平均寿命は女性87.45歳、男性81.41歳と、過去最高を更新した。
65歳以上の在日中国人は1万9000人
日本の法務省の統計によると、2019年12月末に時点で、日本に在留する中国人の数は81万3675人で、うち65歳以上の高齢者が1万9291人、80歳以上の高齢者が2814人となっている。
中国籍の高齢者の主な居住地は日本の人口分布と一致しており、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏、大阪府、兵庫県、京都府などの関西圏に集中している。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年9月18日