スーパーのコメ平均価格 5キロ4260円 3週ぶり値下がり——贯通日本资讯频道
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スーパーのコメ平均価格 5キロ4260円 3週ぶり値下がり

全国のスーパーで、5月25日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5キロあたり消費税込みで4260円と、前の週から25円値下がりしました。このところ過去最高を更新していましたが、3週ぶりに値下がりに転じました。

コメ平均価格が値下がり 販売量は減少

 

農林水産省は、全国のスーパーおよそ1000店でのコメの販売価格をまとめ、毎週公表しています。

それによりますと、5月19日から25日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5キロあたり消費税込みで4260円で、前の週から25円値下がりしました。

このところ2週連続で過去最高を更新していましたが、3週ぶりに値下がりに転じました。

また、産地と品種が単一の「銘柄米」と、備蓄米を含むさまざまな産地や品種を混ぜた「ブレンド米等」に分けて価格なども公表されました。

いずれも5キロあたり消費税込みで
▽「銘柄米」は4453円と前の週より15円
▽「ブレンド米等」は3918円と前の週より6円
いずれも値下がりしました。

一方、5月25日までの1週間の店頭でのコメの販売量は、去年の同じ時期よりも8.3%減少しました。

販売量のうち「銘柄米」は64%、「ブレンド米等」は36%を占め、備蓄米を含む「ブレンド米等」の割合は前の週よりも2ポイント増加しました。

専門家「一般の銘柄米の価格 大きく下がること考えにくい」

コメの流通に詳しい流通経済研究所の折笠俊輔 主席研究員は、5キロ当たり税込みで2000円台の備蓄米が店頭に並ぶ影響について「5キロ4000円台で販売されている一般の銘柄米の価格が、大きく下がることは考えにくい。今月いっぱいぐらいで安い備蓄米が十分浸透し、『コメは十分市場に出回っている』という認識が消費者と事業者の両方に広がっていけばその後、7月、8月に一般の銘柄米の価格が下がる可能性もある」と話しています。

そのうえで「相対取引価格と呼ばれる集荷業者と卸売業者の取引価格は、60キロ当たり2万6000円から2万7000円ぐらいで推移しているため、値下がりしたとしても5キロで4000円を切るくらいの水準ではないか」と話しています。

長期的な見通しについては「ある程度増産してコメがしっかりあるという状況になるのは来年になるとみていて、来年の秋ぐらいにならないと価格は落ち着いてこないのではないか」と話しています。

《6月2日の備蓄米めぐる動き》

大阪「イオン」店舗で備蓄米販売 約4時間で売り切れ

大阪にある大手スーパーの一部で2日、随意契約で売り渡された政府の備蓄米の販売が行われ、およそ4時間で売り切れました。

随意契約による備蓄米の販売を行ったのは、大阪 西区にある流通大手「イオン」の店舗で、午前8時の開店前からおよそ1000人が並びました。

この会社では、大手の小売業者を対象にした随意契約による売り渡しで2万トンの備蓄米を購入し、東京や大阪などの一部の店舗で先行して販売しました。

売り場には「国産備蓄米」というシールが貼られた令和4年産の備蓄米が、5キロ税込み2100円余りで販売され、多くの人が買い求めていました。

店では今回の販売にあわせて4800袋を用意し、1家庭につき1点までの購入制限を設けましたが、およそ4時間で売り切れたということです。

備蓄米を買いに来た女性は「安く買えてよかったです。子どもが3人いて、コメの消費量が多いので助かります」と話していました。

会社によりますと、今月中旬ごろから全国のほかの店舗でも備蓄米の販売を始める予定だということです。

イオンリテールの川本昌彦 執行役員は「この価格で備蓄米を手に取ってもらえるようにすることが小売業の使命だと思っているので、迅速に対応していきたい」と話していました。

中小事業者対象 随意契約申し込み 約1450件に

小泉農林水産大臣は2日午後、記者団に対し、中小の事業者を対象にした随意契約による備蓄米の申し込みについて午後2時の時点であわせておよそ1450件になったことを明らかにしました。

申し込みの受け付け態勢について小泉大臣は「態勢を強化していまやっている」と述べました。

中小事業者の申請 予定数量を超えた可能性 一時休止

中小の事業者を対象とした随意契約による政府の備蓄米の売り渡しは、5月30日から令和3年産の8万トンを対象に申請の受け付けが始まりました。

このうち精米設備があるコメの販売店向けの2万トンについて、農林水産省は予定の数量を超えた可能性があるとして、2日午後5時で受け付けを一時休止しました。

中小の小売業者からの申し込みについては、引き続き受け付けるとしています。

備蓄米 申し込みを行った札幌の会社は

随意契約で売り渡される備蓄米について、申し込みを行った札幌市内の会社からは備蓄米の入荷を待ち望む声が聞かれました。

札幌市東区に本社があるコメの小売などを行う会社は、5月27日に、令和4年産の備蓄米100トンを申し込み、翌日に農林水産省から要件を満たしているとする審査結果の通知書が届きました。

備蓄米は6月9日以降に入荷する予定で、届き次第、試食をしてコメの品質を確認することにしています。

この会社では、ふだんから業務用として使用している透明の無地の袋に備蓄米を詰めることで新たに袋を用意する手間を省き、できるだけ早く販売したい考えです。

また、ふだんは主にトラックによる宅配でコメを販売していますが、備蓄米を購入できる人を少しでも増やそうと、本社の駐車場でも販売することにしています。

この会社では送料を除いて5キロ税抜き1990円、税込み2150円で販売する予定だということです。

松原米穀業務部の伊藤哲也部長は「備蓄米が9日以降、いつ入ってくるのかやどこの産地のものかなど一切情報がなく分からないことが多い。顧客は『いまか、いまか』と首を長くして待っていると思うので、品質に問題ないことが確認できればいち早く届けたい」と話していました。

申請するも”味が分からず不安” 大阪の販売店

大手スーパーなどで、備蓄米の店頭での販売が始まる一方、令和3年産の備蓄米の購入を申請している大阪のコメの販売店からは、いわゆる「古古古米」の味や品質などへの不安の声も聞かれました。

大阪 八尾市にある創業80年のコメの販売店では現在、コメ5キロを4000円前後で販売しています。

これまで販売価格を抑えようと比較的割安なコメを仕入れてきましたが、価格高騰が続く中、仕入れを少なくしていて、このままだと6月中には在庫が尽きる可能性があるということです。

こうしたことからこの店では、5月30日に中小の小売業者などを対象にした随意契約による備蓄米、36トンを近くのスーパーと共同購入する申請を行いました。

審査の結果はまだ出ていないということですが、備蓄米を入荷できれば2か月分の在庫を確保できると期待を寄せています。

ただ中小の小売業者などに対しては、令和3年産の「古古古米」と呼ばれる備蓄米が売り渡される予定で、この店ではこれまでに「古古古米」を扱ったことがなく、どのような味や品質のコメが届くのか、不安があるということです。

滋賀米穀の広崎太一さんは「備蓄米を購入できればうれしいですが、申請が通るかどうかまだわからないですし、購入できたとしても味も分からないので、ずっと不安です」と話していました。

申請を見送った広島のスーパーは

 

一方、スーパーの中には随意契約の申請を見送ったところもあります。

広島県内を中心にスーパーを展開する「万惣」は、先週金曜日に受け付けが始まった備蓄米の随意契約の申請を見送りました。

見送った理由としては売り渡される「古古古米」と呼ばれる令和3年産のコメをこれまで取り扱ったことがなく、味や品質に不安があるほか、精米や流通に時間がかかることに懸念があるためだとしています。

その代わりに、このスーパーでは去年産のコメの販売に力を入れています。

課題は価格の高さですが、卸売業者と交渉して多くの量をまとめて仕入れるなどして先週の土曜日から多くの店舗でこれまでより200円から300円値下げしました。

スーパーによりますと、随意契約の発表があった5月下旬以降、去年産のコメを買い控える動きが見られたということですが、値下げしてから売れ行きが回復しているということです。

高校生の子どもを育てている50代の男性は「家にはあと2キロしかコメがなく、2、3日中には買わないといけないので、この値段で買うと思う。農家も消費者も納得する値段で落ち着いてほしい」と話していました。

営業企画部統括責任者の大久保知弘さんは「去年産のコメの方がおいしさや食べた感じが分かっていると思うので、求めやすい価格で提供できるような態勢をとっていきたい」と話していました。

自民 議員が備蓄米のおにぎりを試食

 

自民党本部では、2日午前、随意契約で売り渡された備蓄米の試食会が開かれ、森山幹事長や鈴木総務会長、それに小野寺政務調査会長らが備蓄米でつくられたおにぎりを味わいました。

試食したのは、大手生活用品メーカーの店頭に並んでいる消費税込み2160円の令和4年産の備蓄米でつくったおにぎりです。

党幹部は「新米に劣らない味でおいしい」などと話しながら、おにぎりを味わっていました。

このあと小野寺氏は記者団に対し「しっかり保存されていて、おいしいコメだった。大切なことは選択肢を広げることだ」と述べました。

また、今後のコメをめぐる政策のあり方について「今回、なぜこれだけコメの価格が上がったのかを検証し、こういうことがないようにしっかり政策の見直しをしてほしい」と述べました。

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