来年3月に初開催される野球の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の日本代表・王貞治監督(ソフトバンク監督)は18日、代表選手の選考について「約60人ぐらいに声をかけ、40~50人から(出場したいとの)返事が来た。あと10人ぐらいに声をかけたい」と述べた。今月中にコーチ陣と話し合い、日本人大リーガーも含めて候補選手を約60人を絞り込む。
セ・パ12球団の選手については「『出られない』という人もいた。これからは声をかける全体的な幅を広げたい」としている。日本人大リーガーに関しては「声をかけているが、正式な返事はまだ来ていない。返事待ちの面もあるが、彼ら次第で(代表の)30人枠に入る選手も変わってくる」と語った。【飯山太郎】