【ワシントン和田浩明】イスラエル政府がレバノン侵攻拡大を承認した問題で、スノー米大統領報道官は9日、「我々は暴力の終結を求めている。拡大は望んでいない」と述べ、戦闘を続けるイスラエル軍とイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの双方に自制を呼びかけた。マコーマック国務省報道官も、戦闘で孤立したレバノン市民への人道援助にも配慮するようイスラエル政府に求めたと語った。
一方、スノー報道官は、イスラエルの対応は「軍事上、国内的な必要性に対応したもの」として理解も示した。
毎日新聞 2006年8月10日
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