日本JVC和NHK广播电视技术研究所,9月2日在日本仙台召开的“第65届应用物理学会学术演讲会”上,公布了使用在塑料底板上形成的有源矩阵型(Active Matrix)有机TFT(薄膜晶体管)驱动液晶的有机EL面板的试制结果。据说已证实可在弯曲状态下正常工作。两公司刚刚在2004年3月召开的应用物理学会上,发表了使用玻璃底板的有源矩阵型有机EL面板。不到半年时间就试制成功了可弯曲面板。
试制面板为单色显示,像素数为4×4。采用厚125μm的聚碳酸酯底板,使用了磷光发光材料。有机TFT为面接触型(Top Contact),栅绝缘膜采用五氧化二钽(Ta2O5),有机半导体采用并五苯(Pentacene)。载流子移动速率μ为0.49cm2/Vs,导通和截止时,源漏极间电流比为1×104,与使用玻璃底板时基本相同。以60Hz的帧频率工作时亮度为260cd/m2,大大提高了利用玻璃底板、帧频率为10Hz时的100cd/m2的亮度值。
试制面板可在32mm以内的曲率半径范围内弯曲,移动速率μ只会稍有增加(向凹侧弯曲时)或稍有减少(向凸侧弯曲时),只在百分之几内的范围内变化,可与平直状态下一样正常工作。 |
日本ビクターとNHK放送技術研究所は9月2日,仙台で開催中の「第65回応用物理学会学術講演会」で,プラスチック基板上に形成したアクティブ・マトリクス型の有機TFTで駆動する有機ELパネルの試作結果を発表した。曲げた状態で正常に動作することも確認したという。2社は2004年3月の応用物理学会で,ガラス基板を使ったアクティブ・マトリクス型有機ELパネルを発表したばかり。半年足らずで,曲げられるパネルを実現した。
試作したパネルはモノクロ表示で,画素数は4×4。基板に125μm厚のポリカーボネートを用い,燐光発光する材料を使った。有機TFTはトップ・コンタクト型で,ゲート絶縁膜にはTa2O5,有機半導体にはペンタセンを採用した。キャリヤ移動度μは,0.49cm2/Vs,オン時とオフ時のソース-ドレイン間電流の比は1×104と,ガラス基板利用時とほぼ同等だっという。フレーム周波数60Hzで動作させた場合の輝度は260cd/m2で,ガラス基板利用時のフレーム周波数10Hzで100cd/m2という値から大きく向上した。
試作パネルを曲率半径32mmまで曲げると,μはわずかに増加(凹側に曲げた場合),あるいはわずかに減少(凸側に曲げた場合)したが,変化は数%以内で,フラットな場合と同様に動作したという。 |