在2004年9月2日~3日于东京品川举行的东京国际数字会议上,索尼董事长兼集团CEO出井伸之发表演讲,论述了目前信息家电与该公司的业务战略。
出井伸之在演讲中多次将信息家电的发展阶段比作人类的进化过程,认为目前的产品只相当于四足爬行类人猿终于开始直立行走的阶段。同时以电视机为例,表示:“仅仅是平面直角而不接入网络还称不上信息家电。但将来肯定会像个人电脑和手机一样联入网络”。接着表示:“距离双足行走还需要一定的时间,但实现开始行走的速度是非常快的”,对信息家电的发展前景充满了期待。
对于索尼的战略,出井伸之首先谈到“索尼擅长特定的家庭商品。今后仍将沿着这条道路发展”,尽管也致力于发展音乐、电影等内容产品,但信息家电仍是首要的战略目标。此外还谈到了在硬盘音乐播放器领域处于领先地位的美国苹果电脑推出的音乐发送服务“iTunes”。而KDDI早在iTunes之前就在日本推出了音乐发送服务“随身歌曲”,说明在音乐发送方面未必就落后于苹果公司。此次演讲未提及索尼今后的具体产品开发。 |
ソニー代表執行役 会長 兼 グループCEOの出井伸之氏は,2004年9月2日~3日に東京・品川で開催されている東京国際デジタル会議の講演で,現在の情報家電と同社の事業戦略を語った。
同氏は,情報家電の発展段階を幾度となく人類の進化に例え,現時点の製品が四足歩行の類人猿からやっと立ち上がろうとしている段階にあると表現した。テレビ受像機を例に挙げ「フラット化しただけでネットワークには繋がっていないので情報家電とはいえない。しかし,将来はパソコンや携帯電話機のようにネットワークに繋がっていくだろう」と述べた。続けて「2足で歩くにはまだ時間がかかるが,歩き出すまでのスピードは速い」とし,これからの情報家電への期待をのぞかせた。
一方ソニーの戦略に関しては「ソニーは民生用に特化した商品を得意にしている。これからもこの軸は外さない」(同氏)と前置きをした上で,音楽や映画などのコンテンツに力を入れることが,情報家電の重要な戦略だと述べた。またハード・ディスク装置(HDD)内蔵のオーディオ・プレーヤで先行する,米Apple Computer,Inc.の音楽配信サービス「iTunes」についても言及した。日本では,KDDIが提供する音楽配信サービス「着うた」がiTunesよりも先行していたことを挙げて,音楽配信で必ずしもApple社の遅れをとっているわけではないとする発言もあった。
今回の講演では,ソニーの今後の具体的な製品展開には触れなかった。 |