松下集团日前公布以强化松下电器产业与松下电工协作体制为目的的新业务重组措施。继2003年12月19日就松下电器产业将松下电工股票持有率由过去的31.8%提高至51%达成协议之后,进一步公布了双方探讨的具体内容。在各种措施中最为重要的是加紧实施双方的业务整合,集中经营资源、强化商品开发实力。“积极地充分利用对方的黑箱式技术,在空气净化器等各种领域不断开发‘V商品’。作为双方合作的首批成果的产品将于2004年内投放市场”(松下电器产业)。为此公布了业务、材料采购以及研究开发方面的最新战略。
在业务方面,自2005年4月起将合并松下电器产业与松下电工双方过去重复的业务。具体而言,将把如下4项业务由松下电器产业移交给松下电工:(1)整体厨房与整体浴室,(2)碱性离子整水器与净水器,(3)集体住宅紧急对讲系统等通信产品,(4)空调工程材料及配件。而在如下5个业务方面则将把业务由松下电工移交给松下电器产业:(a)空气净化器,(b)温水座便器,(c)电热毯,(d)家用生活垃圾处理器,(e)ECO-CUTE热水器。
在材料采购方面,将积极推进由松下电器产业与松下电工进行集中签约和采购。首先将于2004年10月起在树脂材料及电子元件(电阻、电容器和线圈)方面进行集中签约和采购。目的是降低原材料及电子元件的采购成本。
在研究开发方面,将在2004年度内统一技术管理体系,执行共同的技术规划、中期技术战略及重点领域的开发蓝图。比如,在燃料电池开发方面,2004年7月将松下电工的开发资源移交到了松下电器产业的开发项目中。 |
松下グループは,松下電器産業と松下電工の協業体制を強化することを目的にした新たな事業再編策を発表した。2003年12月19日に松下電器産業が松下電工株の保有率を従来の31.8%から51%に高めることで合意後,両社で検討してきた具体的な内容を明らかにしたものである。さまざまな施策の骨子にあるのは,両社の事業統合を進めて経営資源を結集することで,商品開発力の強化を図ること。「両社のブラックボックス技術を積極的に相互活用し,空気清浄機などさまざまな分野でこれから『V商品』を連発してきたい。協業の最初の成果となる製品は2004年内に市場投入する」(松下電器産業)。このために,事業面,資材調達面,研究開発面での新戦略を明らかにした。
事業面では,これまで松下電器産業と松下電工で重複していた事業を2005年4月から一元化する。具体的には,以下の4事業については,松下電器産業から松下電工に事業移管する。(1)システム・キッチンおよびシステム・バス,(2)アルカリ・イオン整水器および浄水器,(3)集合住宅用インターホンなど,(4)エアコン用工事部材である。逆に,次の5つの事業については,松下電工から松下電器産業に業務移管する。(a)空気清浄機,(b)温水洗浄便座,(c)電気カーペット,(d)家庭用生ゴミ処理機,(e)エコキュート,である。
資材調達面では,松下電器産業と松下電工の両社による集中契約・購買を推進する。まずは,2004年10月から樹脂材料・電子部品(抵抗,コンデンサ,コイル)に関して集中契約・購買を実行する。原材料や電子部品の調達コストの削減を狙う。
研究開発面では,2004年度中に技術管理体系を一本化し,技術ビジョンや中期技術戦略,重点分野のロードマップを共有する。例えば,燃料電池開発については,2004年7月に,松下電工の開発リソースを松下電器産業のプロジェクト傘下に移管した。 |