10月19日,泰国畜产局向国际兽疫局(OIE)报告在泰国中部的曼谷郊外春武里(Chonburi)县所饲养的老虎感染了高病原性禽流感病毒。这些老虎10月8日开始出现异常,55头感染及发病,其中的23头已经死亡。泰国国立动物保健学研究所和两所大学的兽医学部的鸡蛋培养结果,19日从中分离出了H5型病毒。目前检查正在进行之中,还没有报告感染病毒是否为H5N1。哺乳类动物大规模感染禽流感病毒,这在近年是从未有过的。
报告称,该地区饲养的老虎中有441头疑似感染高病原性禽流感。当局表示,大规模感染的原因很可能出自饲料用鸡。虽然此次感染的危险性取决于老虎是否感染人类流感病毒(human influenza virus)病毒,但是哺乳类大量感染禽流感病毒,有可能加大禽流感病毒变异的危险性。泰国在全国流行H5N1病毒的背景下,仍然将鸡作为动物饲料的做法应该说是非常欠妥的。重新确立监查体系乃当务之急。 |
タイ畜産局は10月19日、タイ中部のバンコク郊外、チョンブリー県で飼育されていたトラが高病原性トリインフルエンザウイルスに感染したことを国際獣疫事務局(OIE)に報告した。10月8日から異常が発生し始め、55頭が感染・発症し、うち23頭が死亡した。タイ国立動物保健学研究所と2つの大学の獣医学部による鶏卵培養検査の結果、19日にH5型ウイルスが分離された。検査は進行中でH5N1であるかどうかはまだ報告されていない。哺乳類のトリインフルエンザウイルス集団感染としては近年にない大規模なものだ。 同地区で飼育されているトラのうち441頭が疑い例として報告されている。当局によると、大規模集団感染の原因は、エサとして与えている鶏からの感染の可能性が高いという。トラがヒトインフルエンザウイルスに感染するかどうかによって危険性は異なるが、哺乳類の大量感染がトリインフルエンザウイルス変異の危険性を高める可能性はある。家禽における全国的なH5N1ウイルス感染が流行しているなかで、動物のエサとして鶏を与えていたことは、不注意な対応と言わざるをえない。あらたな監視体制の確立が急務と言えそうだ。 |