上周欧洲举办了民用设备展“CeBIT”,接着本周美国又召开了无线通信设备展“CTIA Wireless”。受“泛在(Ubiquitous)”潮流的推动,始于日本的手机多功能化浪潮席卷全球,在欧洲和美国,各种高端手机纷纷亮相。配备700万像素CCD的手机、内置3GB硬盘的手机,以及支持高速数据通信“HSDPA”的手机等多种新机型呈现在人们面前。手机市场可谓是高科技的舞台,尽管现在的手机市场发展速度稍有停滞之感,但全球供货量已经超过6亿部。对于电子零部件厂商而言,手机依然是期望较大的应用领域。
不过,要说起哪些国家的厂商在展会上引起轰动的话,当属三星电子和LG电子等韩国厂商。日本企业给人的感觉是缺乏亮点。虽然近来日本手机厂商大力开拓海外市场,但并没有取得什么成果。日本厂商的自信也由此一点点开始丧失了?但愿只是压缩出展规模而不是失去了开拓市场的欲望。
其实,韩国厂商展出的700万像素手机和3GB硬盘手机,日本厂商也能造得出来。也许是因为市场前景不明,日本厂商才没有动手。不过,在大家都全力出展的展会上,就可以在获得轰动效应的同时提高品牌影响力。通过类似的展会,韩国厂商的知名度肯定会越来越高。
与此同时,据JEITA调查,2005年1月日本国内手机供货量与去年同期相比增长了5.8%,实现了久违的增长。这一数字则让笔者担心日本厂商的奋斗目标,已经从竞争激烈的海外市场转向日本国内市场。 |
先週は欧州で民生機器の展示会「CeBIT」が開催,そして今週は米国で無線通信機器関係の展示会「CTIA Wireless」が開かれました。「ユビキタス」というキーワードに後押しされ,日本から始まった携帯電話機の多機能化ブームは世界に飛び火,欧州でも米国でも,先進的な携帯電話機が披露されています。700万画素のCCDを搭載した機種,3Gバイトのハード・ディスク装置を搭載した機種,高速データ通信「HSDPA」に対応した機種などが姿を見せました。携帯電話機市場は踊り場ともいわれ,やや停滞感はあるものの,世界出荷台数は6億台を上回ります。電子部品メーカーにとっても,期待の大きい応用分野であることに変わりはありません。
さて,イベントで話題となった携帯電話機を出展した企業はどこかといえば,Samsung Electronics社やLG Electronics社といった韓国勢が中心でした。日本企業の存在感が薄かったことが気になります。このところ日本の携帯電話機メーカーは,海外市場の開拓に力を入れていましたが,成果は実っていません。自信を失いつつあるのでしょうか。出展が控えめなだけで,市場開拓意欲が衰えていないことを祈ります。
韓国勢が出展した700万画素ケータイや3GバイトのHDD搭載機は,日本メーカーでも作れるはず。市場性が不透明だからこそ,日本メーカーは手掛けなかったのかも知れません。ただ「力ずくの感」のある出展でも,話題を集めているうちに,それがブランド力の向上につながります。こうしたイベントを通して,韓国企業の知名度はさらに高まることでしょう。
折しも,JEITAの調べによると2005年1月の日本国内携帯電話機出荷台数は対前年同期比で5.8%増と久々にプラス成長に転じました。日本メーカーの意識が,競争の厳しい海外から,回復を始めた国内市場に向いてしまうことを懸念します。 |