サッカーJリーグのナビスコカップ決勝が5日、東京・国立競技場で行われ、千葉が0-0の後のPK戦の末にガ大阪を5-4で降し、初優勝した。93年のJリーグ発足から参入している千葉(当時は市原)は、リーグ戦、カップ戦を通じて初タイトルを獲得した。ガ大阪も発足当初からの加盟クラブで、やはり無冠だったが、初タイトルはならなかった。
試合は90分間で無得点、延長30分間でもともにゴールを割れず、PK戦にもつれ込んだ。PK戦ではガ大阪の1人目がGKに阻まれたのに対し、千葉は5人全員が成功した。旧日本リーグ時代までさかのぼると、千葉のタイトルは前身の古河電工が85年に日本リーグを制して以来。