サッカーのオーストラリアプロリーグ、Aリーグで元日本代表FW三浦知良が所属するシドニーは13日、シドニーでクイーンズランドと対戦し、三浦知は1-0の後半31分から初出場した。シドニーは1-0で勝った。
J2横浜Cからの期限付き移籍で8日に加わったばかり。三浦知はピッチに入った直後にFKで直接ゴールを狙ったが、左に外れた。(共同)
◇デビュー戦に大きな拍手と歓声
後半31分、三浦知がピッチに姿を現すと、会場は大きな拍手と歓声で沸いた。まるで日本でプレーしているようにスター選手として迎えられた。「応援してくれて感謝している」。オーストラリアで一歩を踏み出した瞬間の感想をこう話した。
リトバルスキー監督からは「チームのことは考えないで、自分のプレーを見せてくれ」と送り出されたという。精力的に前線を走り回った。一番の好機は交代してすぐの直接FK。志願してけったFKはゴール左に外れ「最低でも枠に飛ばしたかった」と悔しがった。
今回はわずか3カ月の期限付き移籍となる。これまでの海外経験とは「状況が違うので比べられない」と言う。19日のパース戦に向けて「どんな形でも勝つことが大事。次も勝ちたい」と力強く言った。(共同)