秋田県藤里町の町立藤里小1年米山豪憲君(7つ)が殺害された事件で、豪憲君の遺体が発見された米代川川岸の道路で、不審な白っぽい車が目撃されていたことが22日、能代署捜査本部の調べで分かった。
川岸の道路は遺体が発見された18日の朝まで通行止めのバリケードがあり、地元の住民以外ほとんど通行しないという。能代署捜査本部は、付近から10数個のタイヤ痕を採取しており、不審車との照合を進めている。
犯人は豪憲君の遺体を、道路からガードロープ越しに草むらに投げ入れた可能性が高いことも判明した。
捜査本部によると、遺体の乾燥の状況などから長時間にわたって遺棄現場に放置されていたとみられている。