14日午前1時50分ごろ、東京都東大和市中央4の木材作業所「丸松木材」=小松輝男社長(72)=から出火しているのを通行人が発見し、通報した。木造平屋建ての作業所延べ約165平方メートルを全焼し、敷地内の物置と倉庫も焼き約6時間後に鎮火した。小松さん方を含む民家2棟も全焼、隣家の壁も焼き計6棟約420平方メートルを焼失する火災になった。避難の際に4人が軽いけがをした。作業所は出火当時には無人で、警視庁東大和署は不審火の疑いもあるとみて調べている。
同署などによると、全焼した民家は作業所東隣の小松さん方=木造モルタル2階建て延べ約100平方メートル=と、西隣の地方公務員、加藤純市さん(41)方=木造モルタル2階建て延べ約90平方メートル。加藤さん方には当時加藤さんと妻、子ども2人の計4人がおり、足や腹部などに軽傷を負った。【桐野耕一】
毎日新聞 2007年3月14日 10時59分