第79回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で32校が参加し開幕する。「21世紀枠」の都留(つる)(山梨)と都城泉ケ丘(宮崎)など11校が初出場。70年ぶりの復活出場となる県和歌山商(和歌山)や21回目で32校中最多出場の広陵(広島)などの古豪も顔をそろえ、12日間の熱戦を繰り広げる。【阿部浩之】
★2選手を登録変更 大会本部は22日、最終の出場登録選手変更を発表した。( )数字は背番号、名前の後は学年、身長、体重、投打の左右。カッコ内は登録抹消選手。
【日大藤沢】(13)岩永千春、3年、172センチ、70キロ、右右(稲葉信吾)【報徳学園】(4)日和真也、3年、171センチ、65キロ、右両(長田一希)
■23日の見どころ■
○…1回戦…○
(左が一塁側)
▽第1試合(10時20分)
球審=日野、塁審=桂、三宅、古川
佐野日大 - 大牟田
(栃木) (福 岡)
佐野日大は1番・ヴィアナ、中軸の森河ら好打者がそろい、打線のつながりの良さが持ち味。大牟田は最速142キロのエース阿部の踏ん張りが期待される。
▽第2試合(12時50分)
球審=橘、塁審=若林、星野、新阜
大阪桐蔭 - 日本文理
(大阪) (新潟)
日本文理の栗山が強打の大阪桐蔭をどうかわすか。桐蔭は中田だけでなく、山口、生島らレベルの高い打者がそろう。中盤まで接戦になれば面白い。
▽第3試合(15時20分)
球審=長谷川、塁審=宮本、車、堅田
常葉菊川 - 仙台育英
(静岡) (宮城)
仙台育英・佐藤由は最多奪三振の注目の右腕。だが大会前に死球を受けた右手親指の影響がどう出るか。常葉菊川はバントをほとんど使わない積極的な打撃で挑む。
毎日新聞 2007年3月22日 20時15分 (最終更新時間 3月23日 1時41分)