自民党の二階総務会長ら与党の有志議員が中国・四川省大地震で被災した成都を訪れ、民間企業などから募ったテントや飲料水、食料品などの支援物資を手渡しました。
「誰も経験したことのないような大災害に対して、日本国民すべてのみなさんのお気持ちを代表して、心からお見舞いを申し上げます。積めるだけの荷物を積んで、31トン運んでまいりました」(自民党 二階俊博 総務会長)
8日、中国の四川省・成都を訪れたのは、自民党の二階総務会長を団長とする「日中関係を発展させる議員の会」の与党議員14人です。
議員団は、企業から募ったテント300張りを始め、カップ麺などの食糧品や飲料水などの支援物資を四川省の当局者に引き渡しました。
一行はこの後、四川省の共産党幹部らと会談し、胡錦濤国家主席あての福田総理の親書を手渡すと共に、日本の医療チームが治療に当たった大学病院を視察し、医師や被災者を激励しました。一行は8日夜、日本に帰国しました。(08日23:00)