11日のニューヨーク原油価格は、原油の在庫が減少したことから先行きの需給に対する警戒感が広がり、一時、138ドルを超え、大幅に値上がりになりました。
11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油相場は、取引の指標となるWTIの7月渡しが、一時、1バレル=138ドル30セントまで上昇しました。
アメリカの原油の在庫が減少したことから、先行き需給がひっ迫するのではとの警戒感が広がったほか、ユーロなど主要通貨に対しドル安が進んだことで、原油価格の割安感が高まったことも相場を押し上げました。
その後、やや売られましたが、結局、前の日に比べ5ドル07セント高い1バレル=136ドル38セントで取引を終えています。(12日11:00)