NASA、ハッブル宇宙望遠鏡の「遠隔修理」を実施
ハッブル宇宙望遠鏡
ワシントン(AP) 米航空宇宙局(NASA)は14日、故障中のハッブル宇宙望遠鏡を15日に地上からの「遠隔」操作で修理すると発表した。打ち上げ以来の18年間、一度も使われていなかったバックアップシステムを起動させるという。
技術者約40人がメリーランド州郊外のゴダード宇宙飛行センターから、ハッブルに向けて必要なコードを発信する。担当マネジャーのアート・ウィップル氏は、他の衛星でも10─15年間、使っていなかったシステムがきちんと起動した実績があるとして、遠隔操作がほぼ、うまくいくと見込んでいる。
NASAは10月14日にスペースシャトル「アトランティス」を打ち上げ、ハッブル宇宙望遠鏡の修繕作業を実施する予定だったが、9月末に新たな故障が判明。積載する交換機器などに変更が生じたため、シャトル打ち上げを延期した。
新たな打ち上げ時期は来年2月になる見通し。今回の遠隔修理が成功すれば、17日にもハッブルから観測データが送られてくる見込みで、来年のシャトル打ち上げまでバックアップシステムを利用する。
美国航空航天局(NASA)对哈勃太空望远镜实施远程修理
华盛顿(AP)消息,美国航空航天局(NASA)14日宣布,将于15日采用远程操作的方式从地面维修发生故障的哈勃太空望远镜。据说将启动另外一台发射18年以来从未启动过的备用电脑。
约40位工程师从马里兰州郊外的戈达德航天飞行中心向哈勃望远镜发出必要的指令。项目经理阿特·惠普尔表示,搁置10-15年的系统在其他卫星上也有正常启动的先例,因此此次远程操作,基本上估计问题不大。
NASA原本计划10月14日发射“阿特兰蒂斯”号航天飞机前往哈勃太空望远镜实施维修作业,但由于9月末又突发新故障,装载的替换设备装置等需要改变,因此延期发射航天飞机。
新的发射时间预计推迟至明年两月份。倘若此次远程操作成功的话,哈勃太空望远镜有望在17日重新发回观测数据。在明年的航天飞机发射以前将暂时使用这台备用电脑。
出处:http://www.cnn.co.jp/science/CNN200810150027.html